土の”見える化”支援サイト

土壌観測応援コミュニティ
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土壌観測支援のために,我々がなすべきことは何か?

 下図は,土の水分測定においてネックになる「校正」にまつわる問題の現状とその解決方法の模式図です。世の中には様々なセンサがあり,これからも新しいセンサが生まれます。そして,測定対象となる土の種類は,センサの数以上に膨大です。つまり,良い仕組みを考えなければ,土の測定者やメーカーは永遠に校正の問題から抜け出せないのです。そこで,我々は,「誘電率(ε)へのテータ集約を核とした測定支援共同体構想」を提案します。以下は,その役割分担と約束事です。
①メーカー・代理店:「センサ出力(x)→誘電率(ε)の変換式」を必ずマニュアルに記載して,ユーザーに提供しましょう(METER ENVIRONMENTやAcclimaは既に実施しています)。
②都道府県・JA・NPO等:各地域の土壌(代表的なものだけでも可)の誘電率(ε)-体積含水率(θ)式を評価し,データベースを構築しましょう。
③大学・農研機構・学会等:土壌の誘電率(ε)-体積含水率(θ)式の評価手法の規格化や簡便化に取り組みましょう。

 なお,運営チームは,上述の①~③の全てを担当する能力を保有しています。①~③に該当し,関心をお持ちの方は,まずは管理人にご連絡下さい。諸事情により,必ずしも協力できるは限りませんが,その点についてはご容赦下さい。
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